なまこ旅行記。

旅行記と生息記。

暗闇

誰しも他人に言うと「お、おう…お前変わってるな…」ってところがあるよね、って話。

 

みなさん、”真っ暗闇で行動する”ってこと、日常的にありますか?

 

普通ないと思うんですけど、なぜか僕はあります。

 

僕の知り合いに、水樹さん(仮名)という方がいらっしゃいます。最近あんまりお話できませんけど…。その方と知り合ったときに、「暗闇ワークショップ」(だったと思う)なるものについてご教示いただいたのです。名前の通り、真っ暗闇の中で手を繋いだりとか、コミュニケーションとったりとか、色んな体験をするとか。

 

僕はこの話をすっごく気に入って、これをなんとか自分でも再現してみよう、と思ったわけです。で、お風呂の中を”真の暗闇”にすることに成功しました。ごくたまに(一人暮らし故湯船は低頻度)湯船に浸かるときの贅沢さ、スペシャリティを高めるために、浸かるときにお風呂場を真っ暗闇にしています。

 

いや、”真の暗闇”って、意外とみんな体感しないと思うんですよ。作るのめっちゃ難しい。例えば、電気を消すだけで暗闇は作れません。実際にやってみてください。暗くはあるけど、きっと何処かから光は入ってきます。たった一筋の光だけで、結構周りも明るくなって、一寸先が見えない、そんな空間は生まれません。

 

視覚が頼りにならないって、思ってる以上にふわふわします。特に、目を開けてても、自分の体を認識できないのはすっごく不思議。鼻の先に手のひらを持ってきても、脳では目の前にある、手も目の前に動かしたはず、でも視界は何も変わってない。

あるいは、天井を見つめる。でも、天井が「どの高さにあったか」がわからない。どこに焦点を当てればいいのかわからない。焦点が合いません。

またあるいは、立ち上がってみようとする。湯船の中なのだから、姿勢的に湯船の縁を掴もうとする、でも、見えない。想像に頼った距離感と、実際ではズレが生まれて、すかされたりする。

 

 

こういう、アタリマエのことがアタリマエに行えない非日常を、ただ照明を消すだけで、しかも無料で自宅で味わえます。みなさんもいかがですか。